2021年10月の記事

ツェナーダイオードの特性と用途

ツェナーダイオードとは、逆方向電圧(降伏電圧)を利用して定電圧を生成したり、電圧をクランプしてデバイスを保護するといった用途で使われるダイオードです。 一般のダイオードとは違い、逆方向(カソード⇒アノ…

ショットキーバリアダイオードの構造、特徴、用途

ショットキーバリアダイオードとは、モリブデンなどの金属と半導体との接合を利用したダイオードです。 Schottky Barrier Diodeの頭文字を取ってSBDと表記される場合もあります。 ショッ…

ファストリカバリダイオードの特徴と使い方

ファストリカバリダイオードとは、オンからオフに切り替わるまでの時間(逆回復時間)が短くなる対策を施したダイオードです。 数百kHzまでのスイッチング回路に使うことができます。 逆回復時間とは 逆回復時…

スイッチングダイオードの特徴と用途

スイッチングダイオードとは、スイッチング回路に使われるダイオードです。 ダイオードをオン・オフの切り替えで使うため、一般整流ダイオードより応答速度が速いのが特徴です。 一般的に使われるスイッチングダイ…

ダイオードとは?仕組み、特性、用途について解説

ダイオードとは、電流を一方向にだけ流す電子部品です。 PN接合という構造を持った半導体素子で、電圧をかける向きによって電流が流れたり、流れなかったりします。 この特性を利用して、ACアダプタをはじめ様…

MLCCとは?供給不足問題を解決する代替部品とCASE進展に…

MLCCとは、Multi Layered Ceramic Capacitorの頭文字を取ったもので、日本語では積層セラミックコンデンサといいます。 誘電体と電極を多層化した構造で小型化が可能となってい…

ゲートドライバとは?ICの使い方、内部回路について解説

ゲートドライバとは、MOSFETやIGBTの駆動制御を行うための回路です。 MOSFETやIGBTのゲート電圧を制御することで、オン・オフの切り替えを行います。 ゲートドライバICは、マイコンなどから…

シャント抵抗を使った電流測定の方法

シャント抵抗とは、電流を測定したり検出したりするために使う抵抗です。 測定したい電流が流れている経路に直列に挿入し、シャント抵抗によって発生した電圧降下を測定することで、オームの法則より電流値に換算す…