RHPゼロ(右半面ゼロ)とは
RHPゼロは、20dB/decadeでゲインが上昇し、位相を90°遅らせます。 RHPはRight Half Planeの略で、右半面ゼロとも呼ばれます。 RHPゼロを複素平面で表すと、右側半面にプロ…
RHPゼロは、20dB/decadeでゲインが上昇し、位相を90°遅らせます。 RHPはRight Half Planeの略で、右半面ゼロとも呼ばれます。 RHPゼロを複素平面で表すと、右側半面にプロ…
シャントレギュレータとは、一定の電圧を出力する定電圧源で、電圧制御用のトランジスタが負荷と並列に入るものを言います。 上流に設置された抵抗を介して電流を引き込むことで電圧降下を発生させ、一定の電圧にな…
スマートフォンのバッテリー容量が大きくなるにつれて、通常のUSB規格内の電力では充電が遅くなってしまいます。 そこで、急速充電用の規格が生まれましたが、スマートフォンのメーカー独自の急速充電規格も乱立…
PMICとは、複数のDCDCコンバータやLDOを搭載し、SoC(CPU)と通信してフレキシブルに電源の制御を変更することができるIC。 1つのICでシステムの全ての電源管理(パワーマネジメント)を行え…
LDOやDCDCコンバータなどのレギュレータ回路において、入出力飽和状態から復帰の際に大きなオーバーシュートが観測されることがあります。 車載システムでは特にバッテリ電圧の変動幅、スルーレート共に大き…
LDOのICを使って電源を設計した際に起こる、よくある不具合、故障モードについてご紹介します。 合わせて学習 LDOの基礎から応用まで全てを解説 シリーズレギュレータの内部回路と動作原理を解説 負電圧…
オートディスチャージ機能とは、レギュレータやロードスイッチがオフした時に出力コンデンサの電荷を放電する機能です。 「放電シャント」という呼び方をしているメーカーもあります。 オートディスチャージの目的…
ソフトスタートとは、DCDCコンバータ等の起動時の突入電流を抑制するための機能です。 出力電圧が時間に対しリニアに立ち上がるため、シーケンス制御のために使われることもあります。 最近ではLDOや高機能…
レギュレータやFETスイッチなどに逆電圧が掛かると、逆流電流によってボディダイオードが破壊されてしまう場合があるため対策が必要です。 また、出力側から入力側への回り込みによるシステムの不具合が起こる可…
過電圧保護とは、外部からのサージ電圧から内部回路を守るための回路、またはデバイスの異常で出力が過電圧状態になった際に後段デバイスを保護するための機能です。 OVP(Over Voltage Prote…
レギュレータやパワースイッチなどの出力が短絡した際の保護として、過電流保護回路が搭載されています。 過電流保護回路の仕組みは、電流制限値を設定し、それ以上の電流が流れないようにすることでデバイスの破壊…
シリーズレギュレータ(LDO)の基本的な内部回路の紹介と動作原理について解説していきます。 ブロック図と内部回路 シリーズレギュレータの等価回路は下図のようなブロック図で表すことができます。 大まかな…